中学2年生の通学用自転車による十和田市⇔大間崎・龍飛崎・往復サイクリング №1

2013年9月17日

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2000年11月6日から11日までの5日間、十和田市立三本木中学校2年生の課外授業「三中トライやるウィーク」が行われた。
この「三中トライやるウィーク」は、1997年神戸市で14歳の中学生による連続殺傷事件、別名「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)事件」が発生し、子供2名が死亡3名が重軽傷を負った事件があった。
これにより、神戸市が学校だけに子供を任せるのでなく地域や企業ぐるみで子供達を育成しようと取り組んだ。
同じ時期、三本木中学校も荒れ始めていた。
学校も将来のことを考えた時、神戸市の「トライやるウィーク」が手本になるのではと教員を神戸市に派遣し研修させ取り入れることにした。
そうと決まると先生たちは生徒を受け入れしてくれるボランティア企業を探し周り、やっと81社が受け入れしてくれた。
その中の一社がワシの店で、当初、生徒1人だけ入れ店番でもさせようかと思っていた。
が、周りからアウトドア・スポーツの店であるから子供たちに何かアウトドア的なものをやらせてはどうか、と。
たまたま、この年にハバロフスクにMTBを持って行き漕いで来たということもあったので「それでは生徒たちに通学用自転車を使って旅をさせるか。」となった。
と、いうことでワシの店の課外授業は通学用自転車(ママちゃり)による「旅」in「三中トライやるウィーク」を行うことにした。。。
これを2000年11月を1回目とし十和田市から下北半島大間崎までの片道約200kmを3泊4日テント泊で走らせ、2001年以降は十和田市から津輕半島龍飛岬まで往復約350kmを4泊5日テント泊で2004年まで計5回行った。
学校は大いに喜び、生徒の受け入れ8名に対し申込みが80人を超えジャンケンで8名を選抜させた。
選抜後、学校に出向き生徒達にこれから自分たちが自転車で走って行く先々のことなどを青森県地図を使いながら教え勉強させた。
また、生徒8名をA班、B班の2班に分け、自転車のスピードと走行距離の計算をさせ、1日走れる距離を算出させ地図上から走るルートを決めさせたり、朝昼晩の献立、テントの張り方、ランプやストーブの使い方、パンク修理や消防署に行きCPRや応急処置の仕方や救急人の搬送方法、救急車の誘導方法など4回ほど講習会を行った。
講習会最終日は、炊事遠足気分で走行テストを行い、出発1週間前から毎日ニンニクを食べるように備えさせたのだった・・・。
出発前日、今は亡き親父からこんなことを言われた。
「生徒に何かあったら、家には帰るな。」と。。。
昭和一桁生まれの親父は、「全責任はお前が持て、生徒に何かあったら腹を切れ!」ということなんだろうと。
「では、介錯をお願いします。」と言わんばかりに、キスカ島撤退作戦の司令官:木村昌福少将にならなければならなかった。。。。
(*写真:トライやるウィーク初日、85kmを走り終わり、自分たちで作った夕食のカレーライスを口に入れる生徒。)

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